『本音で生きる:堀江貴文』をスキマ時間にサクッと読めるようにまとめた。

世の中はすべて「いいか、悪いか」「ゼロか、100か」で割り切れるものではない。たとえその時意見が食い違っても、その相手まで嫌いになることはないし、失敗したとしても、未来永劫失敗のままでいるわけではない。

言わずと知れた「ホリエモン」こと堀江貴文さんの著書のご紹介。上記の引用文は、一見過激な言動からファンとアンチが真っ二つに別れる堀江さんのことばとして、とてもしっくりくるとことがあります。意見の食い違いこそがクリエイティブの元と言えます。

さて、前置きはこれくらいにしてスキマ時間でサクッと読んでもらうために本題のまとめに入ります。

本音で生きるているからこそ見えるもの

  • 僕は、意見が一致しないからという理由でその人のことを嫌いになったりはしない。意見が一致しないことと、相手のことを嫌うということは、そもそも、まったく別のことだ
  • 世の中はトレードオフだ。時間がないなら、どちらかに決めなければならない。むしろ、「何かをはじめるなら、何かを捨てなければならない」ということは、当たり前のことだ。
  • 結局、「自分は凡人だから」と言ってしまった時点で、「自分は今のままでいい」「努力したくない」と言っているようなものなのだ。
  • 僕は、そもそも「やり方」なんてものはなく、すべてが「トライアンドエラー」なのだと思っている
  • やったことがないから不安で、踏み出せず、経験を積むことができない。自信がないから、あらこれ言い訳を作り出して自分の小さなプライドを守ろうとする……。言い訳をする人は、そんな悪循環に陥っている。
  • エキサイティングな人生を送るとは、何かを犠牲にして、何かに没頭することなのだ。「今の自分を変えたくない」が、「ちょっとしたコツ」でエキサイティングな人生を送りたい」なんて、虫のいい話なのだ
  • みんな薄々と気がつきはじめているのではないだろうか。この世に、安定した仕事や人間関係など存在しないということに。
  • 人間なんて誰でも一緒。ちっちゃいプライドで、身動きがとれなくなてしまう。本当に「あなたのことなんて、誰も見ていない」のだから、気にせず、言いたいことを言って、やりたいことをやればいい。
  • 「自分がバカ」であることを知っていれば、わからないことがあったら、なんの躊躇もなく人に聞くことができる。自分に知識がないことを恥じる変なプライドがないから、逆に利口な人を使ってすばやく動くことができる。
  • ノリのよい奴には、あちこちから声がかかるようになり、加速度的にいろんな経験ができるようになっていくのだ。
  • 何かをするために、お金も地位も必要ない。必要なのは、誰にでも平等に与えられている、死ぬまでの時間だけ
  • 社会が安定していて、あらゆる面で高度なインフラが整備されている。誰もがネットにアクセスできる。今の日本に生まれたというだけで、最初から大当たりを引いたようなものだ
  • 「自分のスタイルと違う」とか「真似するのはダサい」とか、くだらないプライドを捨てて、手本となる人のやっていることを徹底的に真似し、改善を繰り返す
  • 相手に尽くせば尽くすほど、それは自分にも返ってくる。もっとも、見返りを期待して、それが得られなかったからといって怒るのは変な話だが。
  • 時間を浪費することは簡単だ。言い訳をしたり、誰かの言い訳を聞いているうちに、貴重な時間はあっという間に失われてしまう。その時間で新しいチャレンジがいくつもできたであろうに。

以上の簡単にまとめました。特に日頃から意識しておきたい部分にはボールドをかけています。

僕は、そもそも「やり方」なんてものはなく、すべてが「トライアンドエラー」なのだと思っている。

この言葉は繰り返し口に出して自分に定着させたいですね。ありもしない正しいやり方を探し続けて行動しないのはまったくもってナンセンスです。

あと「トレードオフ」という考え方は、以前まとめた為末大さんの『諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない』やイケハヤさんの『なぜ僕は「炎上」を恐れないのか 年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術 (光文社新書)』にも共通して書かれていることです。やはり一流は、ある種のドライな割り切りを持っています。

もちろんこれはぼくのフィルターを通した抜粋なので違う意見もあっていいと思います。違う意見だからといってぼくがあなたを嫌うことはありません。 また、名言まとめ形式でご紹介したので、「前後関係がわからないと理解できないよ」という方はぜひこの機会に全文読んで見てください。

今回は、以上です。

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