我が家ではもうかれこれ3年くらいルンバを愛用しています。
このルンバが我が家にやってきて以来、掃除に対する概念がまったく変わりました。
もう、ちょ~便利ですよ。
なんせスケジュール機能を使って時間をセットしておけば毎朝起きた時にはリビングの掃除が終わってるんですから。
まさにこれ革命です。
がしかしこのルンバ、ちょっと高いんですよ。
今日現在(2016年2月21日)のAmazonでのiRobot Roomba 自動掃除機 ブラック 880の価格は
63,111円
だいぶ安くなったとは言え、普通の掃除機の2倍くらいしますからね。
まだまだ高いと思われている方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は
「ルンバはホントに高いのか?」
を徹底的に本気出して考えてみました。
ルンバの購入を迷っている方の参考になれば幸いです。
目次
そもそも家はどれぐらい掃除するればいいのか?
ルンバが高いかどうかを検証する前に、
家の床ってどれくらい掃除すればいいんだよ?ってところからみてみます。
1日にどれくらい埃がたまるか?
上のリーブ21のサイトより引用します。
「抜け毛の数が増えた」という悩みをお持ちの方は、たくさんいます。では、1日に何本以上抜けると問題なのでしょうか?
標準的な目安としては、1日に24時間で50~60本。これを超えると要注意! シャンプー時に30~40本抜ける分には問題のない範囲です。しかし、抜け毛が一日に100本以上になると毛根に何らかのトラブルが起きていると考えられます。
計算を簡単にするために1人あたり1日で50本抜けているとして、4人家族で1日200本。
この内シャンプーの時に抜けているのが半分の100本とします。
残りの100本を24時間で割って1時間あたり4本。
家のリビングで過ごす時間を5時間とすると20本の髪の毛が家の床に落ちている事になります。
髪の毛だけで20本です。
これに加えて洋服の綿埃や紙くず、食べかす、砂埃などが床に落ちてるんですよ。
小さなお子さんがいれば、床にお菓子をぶちまけて食べていることなんてザラでしょ。
うちの子もよくやります。
(ぼくもよくやります。)
その場ですぐに掃除はしますが、思いのほか飛び散っていいて掃除しきれてないことはよくあります。
なので結局、床の掃除は毎日すべきです。
掃除するなら朝一
上のダスキンのサイトより引用します。
床をお掃除するなら、
床にハウスダストがたまった状態の朝イチバン!人が寝ている間は、部屋の空気が動かないのでハウスダストは朝までの間に静かに床に落ち、床の上にたまった状態になっています。人が起きて、動き始めると空気が動きハウスダストが舞い始めます。「モーニングアタック」と呼ばれる、寝起きに出るくしゃみは、人が起きて動くことでハウスダストが舞い上がることが原因と言われています。
つまり、人が起きる前の埃が床に落ちてきた時に、誰も部屋に入らず掃除をするのが最も効果的ということ。
誰も部屋に入らず掃除をする方法は、今の科学技術ではロボット掃除機以外ありません。
そう、ルンバにたどり着きます。
ルンバの値段を検証する
ルンバの1時間あたりの価格
ルンバの耐久年数を5年として考えてみます。これは他の家電製品と同じくらいで「10年位はもってもらいたい。」という希望はありますが、やや控えめに考えて5年です。
本体価格の63,111円を1825日(5年毎日稼働させたとして)で割ると1日あたり約34円。これはもう激安でしょ。
もちろん、充電にかかる電気代やルンバのバッテリーなどの消耗品の交換をしないといけないのでもう少し割高になるとして1日あたり40円としても、それでも激安!
ルンバの時給を人件費と比較してみる
ちなみに上の厚生労働省の最低賃金制度を参照すると一番最低賃金の低い県(鳥取、高知、宮崎)でも時給693円なので、ルンバがいかに安いかがお分かりになるでしょう。
いやでも、人間なら1時間もあれば床だけでなく他の場所も掃除してくれるに違いない。
なので人間なら床の掃除機がけだけなら15分で済むとしても
693(時給)÷60×15=173
となるので173円の費用がかかることになる。
人間に173円で土日も盆正月もゴールデンウィークも毎日毎日朝方みんなが寝ている時間に掃除機をかけることができるだろうか?
ぼくにはできません。
それをルンバはわずか40円でやってくれているんです。
ルンバのデメリット
ここまでルンバがいかに格安でメリットがあるかを説明してきましたが、ルンバにはもちろんデメリットもあります。
ここからは、ぼくが実際に感じたデメリットをお伝えします。
そもそも完璧ではない。
まずは下の写真をご覧ください。↓
これはルンバが掃除した後の我が家の写真ですが、角にゴミが残っています。
ルンバはその形状が円なのでカドにめっぽう弱いです。
完璧に掃除してくれることを期待すると
「なんだ高いのにまったくできてないじゃないか!」
と不満に思ってしまいます。
やっぱり段差には弱い
ちょっとした段差くらいなら乗り越えてくれるルンバですが、やはり段差に躓いてエラーを起こしている日もあります。
身動きできなくなった状態で充電が切れて朝発見されることもあります。
掃除の序盤で躓いた日には、ほとんど掃除できていません。
我が家では、よる寝る前に
「ルンバが躓かないように床を片付けておこう!」
と子どもたちにも言っていますが、それでもたまには抜けがあるもの。
子どものあやとりの紐がルンバに巻き付いてえらい目にあったこともあります。
うるさい
やっぱりルンバはうるさいです。
最新型のやつはだいぶ音が小さくなったらしいのですが、うちで使っている旧型はかなりうるさい。
ルンバの稼働している時間にテレビを見るんなんて絶対にできません。
隣の部屋で人が寝るのも無理だと思います。
ちなみにうちは1階がリビング・ダイニング・キッチンの区切りがないワンフロアで、2階が寝室です。
なのでドアを閉めていれば朝方ルンバが起動しても音は気になりません。
子どもが小さなゴミを拾わなくなる
これはうちだけかもしれません。
親の責任です。すいません。
うちの子たちは、よる寝る前に
「どうせルンバが掃除するんだからゴミ落ちててもいいじゃん。」
と言い出した事があります。
確かにその通りではあるんですが、
「教育としてどうなんだ?」
と妻と話し合いました。
「やはりゴミが落ちていれば拾って捨てる」のが正しい姿だと思います。
「自分の出したゴミは自分で捨てなさい」と話し、
今は自分の落としたゴミはちゃんとゴミ箱に捨てるようになりました。
ルンバを買おうと思ったら
これまでの話をまとめてルンバを買ってもいい場合・買ってはいけない場合を分類します。
ルンバを買ってもいい場合
- 毎日掃除機をかけるのが面倒くさい
- 少しくらい取り残しがあっても多目に見れる
- 寝室が2階で朝方は1階に人がいない家庭
- ワンフロアで段差や間仕切りがない家
ルンバを買ってはいけない場合
- 伝統的な日本家屋で段差、間仕切りが多い家
- 寝室とルンバの稼働部屋が近い家
- 少しの取り残しも許せない完璧主義者
- そもそも掃除好きで自分でやりたい人
最後に
いかがでしたでしょか?
あなたはルンバを買ってもいい人でしたか?
「買っても大丈夫だ!」と確信が持てたなら
「やっぱり買わないほうがいいや。」と思われた場合は別の記事はいかがですか。
もうひと記事いかがですか?
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