イケダ ハヤト 光文社 2014-02-28
あなたの存在、あなたの意見が周囲の人から理解されていないとしたら、あなたは彼らにとって「理解できないほど新しい」のです。これは傲慢な響きを持ちますが、歴史が証明している真実です。本当の意味で新しい物は、同時代の人に理解される可能性は、極めて低い。
2014年の2月に初版されたイケダハヤト著なぜ僕は「炎上」を恐れないのか~年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術~ (光文社新書)からの一節。
新しいことに取り組み炎上を意図的に操ってきたイケハヤ氏の2年前の著書を読みました。
2年前の当時、早すぎて理解されず炎上してきた彼の発言は、現在であれば凡人のぼくらも共感でき、学べる部分が多いはず。
以下、ぼくが個人的に共感したイケハヤさんの名言をまとめて共有しておきます。
炎上という正義
- 一流の人達は(その意見に賛同するか否かはどうでもよくて)「炎上を覚悟して、自分の確固たる意見を発信している」という態度そのものを評価している。
- あなたが「これはどうしても伝えたいことだ」と考え、炎上覚悟で何かを発信する場合は、「善い炎上」です。
- 自らを偽る炎上は長続きしませんし、いずれはバレて、オオカミ少年としてしか見られなくなります。
- ぼくらはもっと他人の落ち度について、寛容になるべきではないでしょうか。
- 自分と関係のない悪事にまで正義の刃を振るう「善人」たちは、自分たちの社会を生きにくくしていると気づかねばなりません。
- 物理的な話をすれば、環境を変えることは確かにできます。ですが、環境を変えるほどの力を持つためには、やはり、どこかの時点で環境に恵まれている必要があるのも事実です。
- 「頑張る」必要がある時点で、もう自然体ではない。「頑張る」とうのは、「今よりも無理をする」ことに相違ありません。これでは全然ダメなんです。
- 彼らは練習するにあたって、なんの我慢もしていないのです。我慢どころか、彼らにとって練習は、「遊び」であり「ストレス解消」なのです。
- 彼らはあなたを攻撃してきますが、それは救いを求める叫びなのかもしれないのです。
- 考えるときのポイントは、問題に直面したら、すぐに個人を叩くのではなく、「その人がそのような行為をするのは、どういう背景があるのか? 」という視点を持つことです。
- しかし、世の中を良くしていくためには、正論「だけ」では不十分です。正論を吐き、何かを批判するなら、同時に自分自身が金銭的・精神的・時間的なコストを支払い、批判対象が抱える問題を解決するための行動を取る必要があるのです。
こんな感じでまとめてみました。個人的に特に大切だと感じたところに太字にしてあります。
そして、善い炎上と悪い炎上の定義のところは、さすが「炎の魔術師」といった感じ。ぼくも善い炎上であれば意図的に繰り返す道を選びたいものです。(まだ、炎上もバズも経験はありませんが……)また、「他人の失敗に対して寛容な社会」とうのは大いに賛同できます。ぼくも微力ながらそういう社会をつくれるような記事を書いていきたいですね。
今回は、以上です。
イケダ ハヤト 光文社 2014-02-28
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炎上するほど読者を集めてみたいものですね。
サクセス (id:a_successplus)さん>同感です。ぼくの場合はいつになったそんな日がくるのやら……。